Cafeふらっと
大木町のあまおう農家が集まって、夏季限定で「１５０あまおうスムージー」をキッチンカーで販売しています！
朝摘みした新鮮なあまおうをその日のうちに冷凍保存！
カップから溢れんばかりのあまおうをご注文後にスムージーにします！
その濃厚さをぜひ一度ご賞味ください！
１５０あまおうスムージー専用に設計されたキッチンカーです！
安心・安全な品質を追求した冷凍保存のため１５０杯分しか積載できません。
また、あまおう農家のオフシーズンの雇用維持対策としてのプロジェクトのため、農家の軽トラックとパートさんを活用した夏季限定の出店となります。
なぜ？私たちはスムージーとキッチンカーを作ったのか
・完熟したあまおうなのに出荷できない．．．
・ちょっとの傷で規格外、美味しさは変わらないのに．．．
・オフシーズンのパートさんの雇用維持が大変．．．
・夏場のオフシーズンに何か取り組みたい！
・もう少し収入が欲しい！
・大木町をもっと知ってほしい！
あまおう農家さんと話すと、このような話をよく聞いていました。
その反面、なぜ取り組まないのだろう？とも思っていました。
しかし、あまおう農家さんとお付き合いをしていくうちに、その考えは変わりました。
異常気象ともいえる天候と向き合いながら、自然と時間を相手にした農作物のあまおうを一粒一粒わが子のように大切に育てている農家さんたち．．．12月ごろから5,6月くらいまで、ほぼ無休で睡眠時間もほとんどないような中で、あまおうの生産に真剣に取り組んでいます。
異常気象ともいえる天候と向き合いながら、自然と時間を相手にした農作物のあまおうを一粒一粒わが子のように大切に育てている農家さんたち．．．12月ごろから5,6月くらいまで、ほぼ無休で睡眠時間もほとんどないような中で、あまおうの生産に真剣に取り組んでいます。
そんな状態の中で、夏場の準備などできるはずもありません。
だったら、私たちが夏場の準備のお手伝いを何かできないか？
そう考えてスタートしたのが規格外品のあまおうを冷凍して販売することでした。
大木町をもっと知ってほしい！
実はあまり知られていませんが、大木町のあまおうのほとんどは東京市場に出荷されています。
苺のトップブランドである福岡県のあまおう、大木町が所属するJA福岡大城のあまおうの販売数量は、福岡県全体のなんと約26％を占めているのです。
苺のトップブランドである福岡県のあまおう、大木町が所属するJA福岡大城のあまおうの販売数量は、福岡県全体のなんと約26％を占めているのです。
大木町は120軒ものあまおう生産農家が日々切磋琢磨する環境ができているため、大市場である東京の需要に応えることができる県内屈指の産地でもあるのです。
ちょっとの傷で規格外、美味しさは変わらないのに．．．完熟したあまおうなのに出荷できない．．．
そのような東京の需要を支えている大木町産のあまおうは、出荷品質も厳しく、ちょっとした傷でも規格外品となってしまいます。さらに、東京の店頭で販売されるタイミングで最適な色合いになるようにと、そこまでの輸送時間を逆算した収穫と、輸送中の痛みを軽減するために、完熟の一歩手前で収穫しているのです。
なので一番完熟状態ではなかなか出荷ができないので、早熟してしまったあまおうは、残念ながら規格外品扱いになるケースもあります。
そこで、味も品質も大丈夫だが規格外品になってしまったあまおうを、すこしでも訂正な価格で農家さんから買い取ることはできなだろうか？
いろいろ考える前に一旦買い取って冷凍してみよう！と見切り発車でスタートしました。
しかし、冷凍するためには、朝積みされたあまおうをスグに回収、洗浄、ヘタ取り、軽量、パック詰め、冷凍と、大変な時間と人手が必要なことに気付きました。
そこで地域の高齢者の方たちや、あまおう農家のパートさんの手が空いている時間にお手伝いをいただき、雇用創出も同時に努めていきました。
オフシーズンのパートさんの雇用維持が大変．．．夏場のオフシーズンに何か取り組みたい！もう少し収入が欲しい！
そうこうしている中で、せっかくなら冷凍あまおうを販売するのではなく、夏場にキッチンカーで冷凍あまおうを使ってスムージーを販売したら、オフシーズンのパートさんの雇用維持にもなるし、農家さんの収入にもなるのでは？というアイデアが生まれてきました。
そこで、冷凍していたあまおうで数十回もの試作を繰り返し、自分たちが納得できるあまおうスムージーを完成させることができました！
さらに、冷凍の段階でスムージー専用としての製造に変更し、スムージー一杯一杯を小分け包装して冷凍することで、キッチンカーでスムージーにする直前まで冷凍包装が可能となり、キッチンカーという制限された状態でも、安全で高品質で美味しいスムージーを、スピーディーに作ってお渡しすることが可能となりました！
やはり頼りになる地元の友達！
あとはキッチンカーの製作です。農家さんの負担を最小限にすることを考え、実験のための1号車は自分たちで作ってみることにしました！
キッチンカーというと車両とキッチンルームをセットで購入となりますが、農家さんは皆さん軽トラックを所有しているので、オフシーズンの時だけ軽トラックの荷台にキッチンルームを積載してキッチンカーとして稼働させることにしました。
もちろん自分たちだけでは作れませんので、地元の建築関係の友達に手伝ってもらい、なんとか無事に完成しました！
軽トラックに積載するときはドキドキしましたが、なんとか合体？成功！
もちろん保健所の許可も無事に通りました！
その他にもミキサーや冷凍庫、空調設備などいろいろな課題をクリアして、なんとか無事にオープンすることができました！
オリジナルユニフォームなども制作して、あまおう農家のパートさんたちを募集しました！
実はキッチンカーを営業するのに憧れていました！嬉しい！という女性パートさんが意外にも多かったことにビックリでした！
初年度は1ヶ月ほどの稼働だったのですが、思った以上にいい評判もいただき、多くのお客様に喜んでいただくことができました！
大木町の商工会青年部が中心となって実施したミュージックフェスへの出店を最後にシーズン終了となりましたが、最後はなんと！パートさん4人が7時間無休で頑張って420杯を販売させていただきました！
また新たなシーズンに向けて、スムージー用の冷凍あまおうを心を込めて製造していきます！
どうぞ今シーズンもよろしくお願いたします！